理系革命!夢へと続く道!

ある一人の東工大生は、理系革命を起こしたいと思っている。

私の世界観について Part1

 現在、大学院生として、研究テーマ探しの毎日を送っている私ですが、どうも、私の世界観というのは、多くの人となんとなく異なっていることに気づき、投稿しようと考えました。

 世界観というのは、この世界・宇宙をどのような観点でとらえているか、という意味をさす言葉であり、人生観より大きなものです。こうなってくると、哲学や思想の要素が入ってきてもおかしくありませんが、なるべく平易な言葉で、私の考えているところを述べようと思います。

 はじめに、私の思想遍歴ですが、10代前半のころから哲学書や古代の思想書を読むのが好きでしたので、かなり色々な思想は知っているつもりですが、私自身が傾倒していたものは厳密に言えば不可知論でした。(過去形なので今はそうではない)神が存在するか、あの世が存在するか、ということに関して、そんなことは知ることができないから分からないといった結論でした。20代半ばになって、私はとうとう、不可知論的な立場に満足できなくなり、どうしても結論が欲しくなりました。私はいくつもの命題を立てました。「もしあの世が存在しないならば、今生きて何をしていても無駄ではないか」これが思考の出発点でした。その後は、どうしてもあの世の世界を確信したくて、臨死体験や、退行催眠などの書籍を読みました。その後色々な独自調査を進めると、「意識すなわち魂というものが確実に存在し、それがこの世界を成立させているはず」という結論に達しました。

 私は、肉体の死は終わりではなく、そのあとも意識はどこかの世界にいくことになるだろうと考えるようになりました。しかしながら、私はその結論自体で満足することは無くなりました。「老化や肉体の死を当然のように受け入れることは、現世を否定しているから、結局自殺しているのと同じである」という究極の考えを持つようになりました。(誤解なきように申し上げますが、亡くなった人を貶めるつもりはありません。)つまり、現世を肯定し、理想的社会を築くことが人類の目的であるとすれば、老化や死は克服しなければならない最重要課題であると、今では考えています。

 人は老化しなければならない、肉体を去らなければならないと考えることは結局納得できませんでした。現在、最先端の科学技術によって、いくつもの老化克服に向けたアプローチが存在する上に、コンピュータ、AIの更なる高性能化によって、近い将来、人間は老化を克服すると言われています。おそらく私も、そのような技術開発に携わることになると思います。